2025年建築基準法改正による影響② #7

2025年建築基準法改正による影響は大きく2つあります。
①省エネ基準への適合義務化
②建築確認・検査や審査省略制度の見直し
この建築基準法の改正は2025年4月に施行されます。
一つ一つ解説していきます。
①省エネ基準への適合義務化
◆そもそも、省エネ基準とは
「建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律」で定められた基準です。
◆省エネ基準への適合義務の内容
・対象となる建物
原則、すべての新築住宅および非住宅(事務所や店舗等)
※建築確認手続きの際に適合性審査が実施され、基準を満たさないと着工できません。
・省エネ基準は大きく分けて2つ
1 外壁・屋根・窓など、建物を覆う部分の断熱性能や日射遮蔽性能
➡基準に適合した高性能な商品を選択する
2 一次エネルギー消費量=建物のエネルギー消費量-創出エネルギー量
➡エネルギーを創る設備を取り入れる
◆省エネ住宅の種類
・長期優良住宅
・ZEH住宅
・LCCM住宅
・性能向上計画認定住宅
補助金を利用できるケースがあります。
省エネ住宅の建築・購入を検討している場合は、一度ご相談ください。
●この記事を書いた人 ANDY
